【日本企業のブランド力】80年代の映画で見る日本企業の存在感と現在

マーケティング

普段から結構映画を見ていますが、先日たまたまCSチャンネルで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を久しぶりに見る機会がありました。

1985年公開の映画で、当時は小学生でしたが、日本は絶好調の時代だったと聞いている時代に公開された映画です。その後高校生になって、この映画シリーズ(Ⅰ~Ⅲ)は、英語学習もかねて何度が見る機会がありました。
当時はそんなことを気にすることなく見ていましたが、自分もいい歳になって、何気なく日本製製品の登場シーンが気になりながら見てしまいました。

特にメモした訳ではないですが、憶えているもので、ざっとこれぐらい目につきました。

  • トヨタ製のピックアップトラック
  • パナソニック製の目覚まし時計
  • JVC(ビクター)製のホームビデオ(いわゆるβ方式タイプ?)
  • SEIKO製の時計(ストップウォッチ?)
  • CITIZEN製の時計(ストップウォッチ?)
  • 双葉電子工業製のラジコン用プロポ
  • (多分)ソニー製のウォークマン

確かに、この時代の映画を見ていると日本メーカーの名前が登場してくることが多く、ビジネスマン役でも日本人がでてくる事が多かったですね。(確かシリーズ2作目では日本人上司が登場。同時期の映画「ダイ・ハード」も、舞台が日本人が所有するビルだったと思います。)

他にも、80年代の映画で日本企業が目立っていた映画としては、ジャッキーチェン主演の「香港警察」シリーズの「三菱自動車」も印象に残っています。スポンサーにもなっていたようで、至る所に三菱車の看板や車が登場してくるシーンがありました。

しかし、2000年代以降は、日本企業の製品が登場する映画は少なくなったと思います。それでも、ソニーピクチャーズ系列の映画の為なのか、なぜか映画に登場するノートパソコンに「VAIO」が意外と多いですが。

その分、今は韓国や中国の方々が、自国製品が結構登場しているなあと見ているかもしれませんね。(映画にスマホが登場するようになってから、サムスンのロゴを良く見かけます)

それでも、つい最近の映画に、意外な分野の日本企業製品が登場していて、ちょっと驚きました。
それは、2020年アカデミー作品賞に輝いた韓国映画「パラサイト 半地下の家族」の中で登場する、高級キャンプ用品メーカー「スノーピーク」です。

話の中心舞台となるIT社長の豪邸の中で、スノーピーク製のキャンプ用品やTシャツが、何度もわかりやすく登場してきます。ブランド認知している人であれば、気づかない人はまずいないでしょう。

今回、映画のスポンサーとして参加しているかは知りませんが、高級ブランド製品として登場することは、日本人としては悪い気はしませんね。

他にも面白かったのが、なぜか日本製のカニカマが高級品扱いで、セリフの中で登場してきます。(ペット犬のエサとして)

今回は映画の中で登場する日本企業について書きましたが、電化製品や自動車以外にも、今後も様々な分野で日本企業が活躍してくれるとうれしいですね。

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