キャッシュレス決済推進委員会より、2019年8月21日時点のポイント還元事業の加盟店登録申請数と、事務局審査を通過した加盟店(対象店舗)一覧が公表されました。
431,682店舗という膨大な加盟店一覧ですが、自分の住んでいる地域の飲食店やガソリンスタンド、小売店などチェックしてみると意外と楽しいかもしれません。
(なお、加盟店申請は2020年4月まで可能ですので、ポイント還元ができる店舗はこれからもどんどん増えていきます)
そして、8/21時点での加盟店一覧から、どのくらい薬局、調剤薬局があるかを簡便にしらべてみました。
公開されているPDFファイルから、簡易検索すると・・
店舗名に「薬局」が含まれる店舗数・・・775件
店舗名に「調剤薬局」が含まれる店舗数・・・26件
現在進行形で申請が続いているので、この段階で多いのか少ないかのかはわかりません。
ただ、「薬局」業でも、特に高額製品を扱い個人経営も多い「漢方薬局」が、あまり含まれていないような気がします。万単位の高額品を取り扱うような薬局では、是非キャッシュレス決済によるポイント還元の恩恵を受けた方が良い気がしますが。
なお、当サイトでも以前から指摘していますが、「保険調剤はポイント還元対象外」です。
しかしながら、決済業者が、利用額の中では一部にすぎない保険調剤決済分を、わざわざ対象外になるようなシステムを費用や時間をかけて準備してくれるかは疑問です。その為、イレギュラーな対応策が出来なければ、加盟店で保険調剤分をキャッシュレス決済すると、ポイント還元になってしまうと思われます。
保険調剤でポイント還元が明るみになると、ポイントとの返納や加盟店の取り消し等のペナルティになる恐れが当然あります。この辺りは、キャシュレス決済業者に丸投げせずに、業界団体が早めに指針をだした方が良さそうな気がしますが・・
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