ブログ運営における今の時代のはやりというか、各記事毎に「アイキャッチ画像」が良く用いられています。
例えば、この記事の一番上に表示されている男性の画像も、いわゆる「アイキャッチ画像」です。同じ画像は記事一覧でも表示されます。
また、中小企業の企業サイトにおいても、以前に比べると、ページ内に大分画像が盛り込まれたものが多くなったなぁという印象があります。
どちらも、記事の訴求力を高めたり、文章の流れを分かりやすくするような効果により、サイトの直帰率(すぐにページから離れてしまう)を下げたり、セッション継続時間(見ている時間)を向上させるような効果が期待できます。
そして、私自身も、サイトの見栄えやアクセスを意識することにより、昨年からはアイキャッチ画像を活用するように努めています。
こうして、アイキャッチ画像を単に流し見する立場から、戦略的に自身のサイトに活用する立場になって気になりだしたことに、アイキャッチ画像を無料写真素材に頼り過ぎて、複数のサイトでかなり被っているケースが多いなあ~というのがあります。
特に、「白衣」や「学生服」など、業界的にユニフォームが決まっている場合は、無料画像素材の同じモデルが、あちらこちらのサイトで見かけることになります。
サイトを見ている一般の方は、現段階で気にしている方は多くはないかもしれませんが、サイトを作成・運営する立場としては、「この画像また使われているわ」と思ってしまうことがあります。
そんなこともあり、最近は今までお世話になった無料画像素材サイトはなるべく頼らずに、自前で画像を準備するように心掛けています。
それでも、やはり自前で全部準備するのが大変という時があり、なにか便利なツールがないかと思っていましたが、そんな中、最近「Canva」というグラフィックデザインツールも使い始めるようになりました。
Canva(キャンバ)とは
グラフィックデザインツールとしては「photoshop」は以前から知られていますが、「Canva」は2013年にオーストラリアで誕生したグラフィックデザインツールです。日本語版は比較的最近の2017年にリリースされています。
既にwebデザイナーの間では有名なツールですが、個人のブロガー等では、まだ知らない方もいるかもしれません。
様々な機能や素材を使用するには有料になりますが、テンプレート画像が豊富で、無料プランの範囲内でも、かなりオシャレなアイキャッチ画像をつくることができます。
また、ログインもgoogleやfacebookアカウントを利用できますので、スタートアップも非常に簡便です。
↓Canvaによる画像作成画面
Canvaはとにかく操作が簡便。動きも軽い。
一度使ってみればわかりますが、とにかく操作が簡単で、マニュアルがなくても直感的にスイスイ操作できます。いきなり色々な画像を自分でつくれちゃうので、画像作成が楽しくなるのが特徴です。
また、ソフト自体はインストールする必要がなく、インターネット上で動作しますが、(画像素材サイトで良くあるように)動きが固まることなく、サクサク動いてしまうのも凄いところです。
無料で利用できるテンプレートが豊富
そして、テンプレートの豊富さはもちろん、クオリティの高さには驚いてしまいます。無料でも十分揃っていますが、有料の素材(1ドル~)を使うと更に多くの画像を使用できます。
日本の画像素材サイトではあまり見かけないオシャレさから、特に、飲食業(洋食)や、アパレル、雑貨系の小売業には特に相性が良いと思います。
アイチャッチだけでなく、パンフレットやチラシ制作にも利用できる
アイキャッチ画像をつくるには、「facebook用カバー」用を利用するとサイズ的に使いやすいですが、他にもパンフレットやフライヤー(チラシ)向け、名刺や招待状向けにテンプレートが準備されていますので、様々なマーケティング活動に活かせる画像を手軽に作成することができます。
↓canvaで準備されている様々なテンプレートタイプ
canvaの特徴のまとめ。
・ブラウザベースでサクサク編集を行うことができる。(とにかく軽い!)
・豊富でオシャレなテンプレートを利用できる。
・そのオシャレさから、特に飲食業やアパレル業向けのサイトとの相性が良い。
ある意味、webデザインの世界は努力よりもセンスが求められますが、Canvaを使うと、センスのない人でも、それなりのアイキャッチ画像を簡単に作成することができます。
グラフィックツール「Canva」は、自社でのホームページやブログ運営を行っていくには、是非知っておきたいツールです。
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