【薬局関連・令和3年度採択発表分】ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

薬局業務改善・効率化

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金は、「中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するもの」です。

前回の記事では、令和2年度の薬局関連の採択発表分をまとめましたが、今回は令和3年度採択発表分をまとめています。(一般型のみ掲載しています)

今回も、公開されている採択結果より、薬局に関連する採択分を「薬」「調剤」のキーワードから検索していますが、漏れがあるかもしれませんのでご了承下さい。

令和2年度よりも、薬局関連の採択は増加傾向ですので、この補助金の認知度も上がってきているかもしれません。内容としては、引き続き「分包機の導入」による「業務の効率化」関連のものが多いですね。

第6次(採択発表:令和3年6月29日 応募者数:4,875  採択者数:2,326)
  • 施設職員の負担軽減や薬の誤飲防止を実現する最新式分包機の導入(北海道)
  • 海外での日本の医療診断技術を活かしたアプリ診断付薬局事業(東京)
  • 作業効率の改善による、地域のかかりつけ薬剤師・薬局をめざす計画(大阪)
  • 調剤監査工程と時間外患者対応の合理化で在宅医療業務を拡充する(愛媛)
  • 新店舗開店の好機に対人業務シフトによる差別的優位性発揮(長崎)
  • 自動生薬煎じ機導入による液状漢方煎じ薬の生産性向上及び受注増加計画(宮崎)
第7次(採択発表:令和3年9月27日 応募者数:5,414  採択者数:2,729)
  • 「薬剤師業務を対物から対人へ」、「かかりつけ薬局」としての地域医療への貢献を果たす分包業務効率化(北海道)
  • 調剤薬処方監査(照合検査作業)の自動化による効率化とサービス向上(山形)
  • 自動調剤包装機による高度化と感染症低減を目指す調剤薬局の取組(栃木)
  • 全自動分割分包機の導入による調剤業務の生産性向上を通じた患者満足度の向上(東京)
  • 全自動分包機導入による患者さまに長期的に寄り添える訪問薬局の実現(東京)
  • 散剤分包調剤業務を高度化し、患者中心のサービス強化を図る(千葉)
  • 調剤における対物業務の機械化による対人業務の強化(長野)
  • 調剤薬局におけるICT導入による付加価値の高い「訪問医療」での調剤拡大を目指す事業(愛知)
  • 全国初!提携薬局との共同利用による地域在宅患者への生体管理・健康サポートの展開(高知)
  • 調剤業務の生産性向上及び対人接触の減少による低感染型薬局サービスの展開(宮崎)
第8次(採択発表:令和4年1月12日 応募者数:4,584  採択者数:2,753)
  • ウィズコロナ向け「オンライン服薬指導」を加速化する、調剤ロボット導入による調剤業務効率化(北海道)
  • コロナリスク低減に資する新たな調剤プロセス構築による生産性向上(岩手)
  • 漢方専門の電子カルテ開発による業務効率化と新商品開発(愛知)
  • 調剤工程の効率化による機会損失の防止と感染リスク低減事業(大阪)
  • ドラッグステーション導入によるかかりつけ薬局体制の確立(岡山)
  • 分包作業の自動化による患者の待ち時間短縮とコロナ感染リスクを低減した調剤体制の構築(愛媛)
  • 健康サポート薬局として対人業務を強化するための調剤及び監査体制の構築(福岡)
第9次(採択発表:令和4年3月25日 応募者数:3,552  採択者数:2,223)
  • 高性能分包機導入による調剤業務の飛躍的な生産性向上事業(北海道)
  • 自動錠剤供給装置の導入による地域医療への更なる貢献(千葉)
  • 生薬処方用電子カルテの開発並びに漢方診療所や薬局への販売事業(東京)
  • 非接触型調剤薬局を実現する「じぶん薬局」の展開(神奈川)
  • 感染症専門薬局の感染リスク低減と業務効率化とプライバシー確保(愛知)
  • 属人的業務効率化によるアフターコロナでの訪問薬剤事業の拡大(高知)
  • 事業効率化によるかかりつけ薬局機能と在宅医療業務への取り組み(鹿児島)
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